はいどうも~すっかり夏のあまねですよ。お元気かしら。
最近半年も夏があるから、すっかり洋服の需要が変わってしまったわね。
七分袖八分丈とかいつ着るのか分かんなくなってきましたわ。
いやサイズの問題とかじゃなくて。
さて前回「人間は歯車みたいだっちゃ」という話をしましたが、こちらでございます→歯車の話。
それで、この歯車というやつ。
くるくる回るところがタロットの「運命の輪」みたいだなって思ったので、それ以来「運命の輪」は私の一番好きなカードとなりました。
環境の変化や進むべき道が見つかった時、また今何にも見えなくて不調期だなあと思った時、
「ああ運命の輪が回る音がするなぁ」
と厨二的なことを思います。
タロットの事を研究しているとてもとても詳しい知人は、運命の輪が回るのは、時に「君をのせて」回ることもあるのだと先日言っていました。
ふふっ
この世の流れに自分という歯車がハマっているってことかも。
そんなことで、運命の輪と歯車が好きな私。
どっちもWheelではないか。
加えて実は、オレンジやレモンの輪切りも好きです。
だって歯車みたいだから。
なんじゃそらと思っちゃうでしょうが、
私から見れば
運命の輪=歯車=みかんの輪切り
という式が頭の中で出来上がっているのであります。
素敵な妄想♪
しかしくるくる回っても同じに見える円形のものって、それだけで色々考えてしまいます。
だって上も下もないんですよ。
完全である。(確信)
この「上下」ってたまに邪魔になりませんか?
タロットをやっていると、とても思います。
初心者の友人に「ちょいと教えてくれ」と言われたのでタロットを教えたことがあるのですが、頭が非常に非常に固い人だったので、友人は正位置と逆位置をしっかり線引きしてしまいました。
この線引きってのは文字どおりで、私がテキスト代わりに渡した用紙にしっかりピピーーっと線を引いて、「正か逆か」という分類を始めてしまったのです。
そういう風に書かれている本はたくさんありますけれど、(そして自分もそう解説しますけど)これってなんだか、カードを読む時に幅を限定してしまっている感じがしてもったいないです。
んなことない?
私が渡した用紙は、端にタテに矢印が書かれていて、
一番上に「効果的に出た場合」
一番下に「マイナスに出た場合」
としか書いていませんでした。
この紙をカードごとに作って意味を自分で書き足していくのですが、真ん中がないことや極端になってしまうことがもったいないなあと思ってしまいました。
線引きしないためにこうしたんだけどね。
友人は「線引きをせずにはいられないほどの頭の固さ」がすでに備わっていたから線を引いたということなんだけど、もしそこまで自分の中の想像の幅が狭まっていないなら、最初に「線を引く」という行為でわざわざ自分のリーディングの幅を狭める必要はないんじゃないかなあと思います。
という理由から、実は円形のタロットを作ろうかなと考えたことがあります。
初心者なら円形から!
最初から正逆のあるものを使うと、目で見て上下に縛られてしまうんじゃないか、だったら最初は縛られない円形がいいんじゃないか、そんなことを考えました。
自分が正逆に縛られていた時代があり、また続けるうちに縛りが解かれたことに気付いたから、というそんな理由でもあります。
円形のタロット、もし作るなら裏面は「みかんの輪切り」かしら?
いいわぁ~すごくジューシー(笑)
お気づきの方はいないと思いますが、こうした私の考え方で社名が「ORANGE SPIN」という名前になりました。
ナチュラルに、なめらかに時代を滑って、色んな方と関わっていく、みたいなことです。
まあみかんだけどな。
歯車や車輪を見ると、そんな風に生き方のテーマのようなものが自分にはいつも思い浮かぶのです。