たとえば、自動ドアが前にあるとするでしょ。
自動だから前に立てば開くんだけども、ボタンを押すと開くタイプもある。
ボタンを押せば、扉は開く。
でも、押さなければいつまでも開かない。
開けたかったら、押せばいいと思いますね。思います。それは自由ですから。
だから「この扉がいつ開くのか、占ってください」という人が来ても、
「大丈夫、押せば自由なタイミングで開きますよ。」
と占者は答える。
普通だと思います。だって本当なんだもの。
「恋人が出来るのはいつ頃か占ってください」と言う人も来ます。
占ってみると、恋愛運は良い。チャンスはある。あとはつかむだけ。
だったら「あとはあなたが踏み出すだけですよ。今日の合コン行ってみたらどうですか?」
と行動を促すのですが、「だからいつ出来るのか占ってって言ってるの」と言うとする。
うう~んと困ってしまう。困るのは、占者でもお客さまでもなく、カードです。
お店に入りたいなら自動ドアの「軽く押してください」を軽く押せば開くと思います。
でも恋人は待たなきゃダメでしょうか?
カードは行動して来いとアドバイスしています。でもそんなに「いつ」が大事?
この世には、待っていれば自然と手に入るものと、自分から行けば手に入るけど行かなければ手に入らないものがあるではないですか。
あなたの恋人は、待っていても来ないみたい。合コンに行かなきゃ恋人にならないみたい。
だってあなたの素敵な友人が、そこでサプライズであなたに紹介する予定なんだもの。
だったら行かなきゃね。
荷物の不在票があったら、電話して届けてもらうでしょう?
「いつ届くの?」とオペレーターに聞いても「いつが宜しいでしょうか?」って聞かれると思います。
だから迷わず、行動してみて下さいね。
自分から行かなきゃいけないなんて手間?
手間をかけた料理のほうが美味しいもんです。
待つしか方法がないと思っていたあなたに「コウドウセヨ」なんて、なんて自由な選択に気付いてしまったの!
あなたが見えていなかったことをカードが教えただけ。質問に答えていないわけではないのです。
カードは時に、悩むあなたの羅針盤になります。
思っていた事と違ったことが、あなたの盲点。
そこから抜け出して早く幸せな近道に進んで欲しいだけ。
大丈夫、進んでみて下さいね。あなたもカードも困らないから、大丈夫。
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