タロット占いは、深いですよね。
深すぎて、底が見えません(笑)
命系か卜系かという分類が占いにはありますけど、タロットみたいに偶然性を元に読むものは
ある意味出会いなのだと思います。
出会いの価値ってなんでしょうかね。
偶然とか出会ってとか、そういう言葉を元にすると、カードとの出会いということになるんじゃないかと思うのですが、カードと出会うには、めくらないといけないですね。
これって、カードの中身は分からないから偶然だけど、
めくる行為は自分で行うから、ある意味人工的ですね。
出会いの価値ということですが、「偶然出会った」という言葉を使うと、偶然出会った人から言われた言葉、偶然手に取った本に書かれていた言葉、これにハッとさせられるということがあると思うのですが、
カードも同じですね。
それこそ、現実的なアドバイスなんじゃないかと思います。
偶然めくったカードが自分の思わぬことであっても、ハッとさせられる。
これがカード占いかなと思います。
めくるという行為が本や人の言葉よりだいぶん作為的なので、わざとやっている。
つまり偶然を作っているのだろうと思います。
だからけっこう現実的な占い師が多いですね。
だってそうでしょう。
偶然をわざわざ作ったということは、それはハッとさせられるならあなたが気付かないことに気付かせるということだから。
思ってもみない角度から言われてハッとする。
何もファンタジーな要素はないですね。
慣れると気づかない。
毎日同じだとつい思い込んでしまう。
そんなことはたくさんあります。だから安定しているし安心する。
そんな時に、思いもよらない角度から言われる。
これに価値がありますね。
それを「カードからのアドバイス」としたいなと思います。
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